無添加、無農薬が多すぎないか?

本当なのかなぁ


しかし、無添加食品とか無農薬と表示されているものが増えましたね。時節柄品質表示がでたらめなんだろうな、と疑りたい。

何せ、無農薬原料は高価です。育てる手間が半端ではないからです。それが大して高くない値段で一年中でているのはおかしい。

某コンビニも無添加お弁当にしました、とコマーシャルしてますが、本当か?人工の添加物は使っていない、という意味ならそうかもしれませんが、天然の添加物なら無添加、と言えるのか?いえませんね。天然だから安心というわけではありませんし。コチニール色素なんて、虫をつぶして作ってるし、安全性より虫嫌いの人はそれだけで食べたくないでしょ?

無農薬野菜とあるものより、減農薬というほうがまだ信用できるような気がしているのは私だけかもしれませんが、誠意があるのは事実ですよね。

たとえばキャベツなら、無農薬野菜の畑だと7割方がスーパーに出荷できない、と言われています。ほとんど虫に食べられてしまうからです。であれば、値段は倍以上しなくちゃ、農家は生活できないはず。

ただ、なにを減らしたか、という問題もあります。農薬は大きくわけて、野菜自体にかけるものと、回りの草をからす除草剤とに分けれらます。草は自分で取るか、機械で刈るかで代用できますが、実や葉につくものは何かでガードしないと防げない。おそらくそこには農薬がかなり使われているでしょうね。

逆に、栗や柿などは除草剤が多いようです。木の周りは機械で草刈りできないので、木の周りに除草剤をまく、というわけです。梨や葡萄は袋で覆ってしまうので、直接実に農薬がかかるのは少ないはずです。しかし、春から夏にかけては、かなりの農薬をまきます。こうした果物にはわずかな虫でも商品価値に大きく影響するからです。

実は、多少虫食いがあってもいいよ、という消費者のスタンスが、自分たちを救うのです。

(おわり)