バスの廃止とコミュニティバスと商店街

(走らせるなら、有力ホームセンター便を)


 私の住む土浦市も各地で路線バスの削減、廃止が急激に進んでいます。
乗らないから減るのか減るから乗らないのか、ここまで便数が減ると乗客は
更に加速度的に急減するでしょう。廃止される日立電鉄線が思い浮かびます。
交通機関といえども求められるものが提供できなければ客は去っていく、
という自然の流れでもあります。
それに時を同じくして土浦でも遅ればせながらコミュニティバスが走り始めました。
市内中心街と周辺数ブロックとを結ぶいくつかの路線が設定されています。
さて、その最大の問題点はすでに寂れた市内中心街ばかりを通る事にあるでしょう。
客の求める物を提供できなかった商店街にバスを走らせたところで商店街が
復活するでしょうか?それは無理です。
商店街が衰退したのはモータリゼーションへの乗り遅れだけにあるのではなく、
魅力ある商品、客本位の商売を無視したことが最大の理由です。
現にいくつかの店は今も繁盛していますし。
多くの古い店では、今でも「売ってやる」という店本位の対応にでくわします。
もう長いことはないでしょう。
それにも関わらず、なぜそのような中心街にバスを走らせるのか?
努力の既成事実を作ればあきらめがつく、ということでしょうか。それは全くの
無駄です。必要があれば人の流れは自然に生まれ、それに伴って交通の便が生まれる、
この基本が理解できていないのが不思議です。
市民の利便性を考えるのであればむしろ、人気のホームセンターにでもバスを走ら
せた方が有益ですし、商店街は不振を交通のせいにせず、自らの工夫で商売を考え
直すべきでしょう。
バス会社、商店街、商店会の硬直化した頭こそ廃止すぺきではないでしょうか。

戻る