列車旅行にもっとゆとりを



帰郷ラッシュ時に長距離列車に乗りました。

毎年のように車内の人口密度は高く、田舎を走っていても都会の喧騒から離れられない雰囲気です。いつも思うことですが、満席に近い日本の列車内はまるで家畜貨物です。特急列車であっても座席間は短く、窓側のひとが通路側にでるには通路側の人にどいてもらわなくてはならない。家族で向かい合って座っても膝と膝がぶつかってしまう。

決して安くない料金を払って、この環境。長距離特急から人が離れるのも、この高くて時間がかかって、狭苦しい車内のためであるのは論を待たないと思います。

数十年前に一等車が廃止され、2等がグリーン車になりましたが、その料金はまるで一等車で、欧米のそれより遙かにに高く、乗客はきわめて劣悪な旅行を強いられています。
その意味では、西日本がはじめた通常の指定料金でグリーン車並の雰囲気を提供してくれる新型新幹線は評価できると思います。さらに一歩進んでグリーン車以上の雰囲気をグリーン車並かそれ以下の料金で提供してくれることを切に望みます。

旅行はもっとゆとりあるものでなくては、魂の洗濯になりません。鉄道会社の使命は、列車旅行自体にもっとゆとりと楽しさを提供することではないでしょうか。

 

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