あえて言わせて頂きますが、栃木でまたも児童相談所の不手際が発生しました。
子供にとって不幸な事件に接するのは実に心が痛みます。
今回も感じたことは児童相談所職員の現実離れした呑気さ、というか危機感の
欠如です。言っては何かもしれませんが、話の仕方、物腰、そういったものか
ら危機に瀕する子供の生活と接しているという緊張感のようなものが感じられ
ません。そう思うのは私だけではないと思います。
何十年も前の日本では、刑事事件にも人情が通じた時代がありました。児童相
談所も地域や人のつながりに支えられ今よりずっと平和な職場であったでしょ
う。しかし、今や児童の環境は他の事故も含め、緊張感の求められる危機的状
態にあります。場合によっては救急、消防のように一刻一秒の勝負になること
も多いはずです。
しかし、そういった雰囲気は感じられません。その原因のひとつは「児童相談所」
というような生ぬるい名称にあるのではないか、という気がしています。
はっきり「保護」とか「危機管理」、「緊急」といった語句を使ってはどうで
しょうか。または相談所の中にはっきりと「虐待監視センター」などの名称の
部署を設けるべきではないでしょうか。
「相談所」という名称だけでは職員にも、逆に虐待している当事者たちにも
自覚が生まれないのではないかとも思います。
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