mac
PEUGEOTな生活・・

PEUGEOTとは自転車のことではありません。歴としたフランス車のブランドです。ラリーではかなり強いことで有名です。とはいえ高級車のメーカーではなく、庶民的な車を多く作っています。

■どうしてフランス車?

「えーどーしてフランス車なの?(バカじゃない)」開口一番こう言われた事は数知れず。フランス人にまで言われたことがある。
ま、ラテン車に乗りたい、というだけなんですけどね。たまたまお手頃だし、フランス好きだし・・ということで。以前は、シトロエンに乗ってました。

もうひとつは、掃除が苦手、汚くても平気、という性分なので、カチッとしたドイツ車は似合わんのですよね。だらしなくても絵になるのはフランス車かなぁ。偏見かもしれないけど。イタリア車でもそういう車はありますよね。パンダなんか汚れていても許せちゃうでしょ?


■センスと合理性

フランス車の好きな理由はもうひとつあって合理的なところ。たとえば、ドアミラーにはリモコンか片方しかない。つまり、左側(左ハンドルなら)は手が届くからリモコンいらないわけ。で、右側にしかついてない。もっと小さい205のような車なら両方手が届くから、高い車にもかかわらず両方ついてない。

それはたとえばフランスの鍋にもいえて、ルクルーゼの鋳物の鍋は蓋と鍋の接触する部分にはホーローがひいてない。だって、蓋が重たいからホーロー割れちゃうでしょう?でも、当然錆びますわね、そこのところ。だから、油ぬれよ、という理屈。でも、日本仕様の鍋にはさび止めが塗ってある。だらしがないくせに、文句の多い日本人のいやなところ。だから、自然保護を訴えながら、平気で虫が嫌いだったりする。

■フランス車は故障が多い?

多いっす。チョー多いです。一応、簡単な記録。

※以前乗っていたシトロエンBX。ハイドロニューマチックは2年毎交換。これはサスペンションだけでなくパワステ、ブレーキまで1系統でコントロールしているので、きちんとしないと大変なことに繋がることもある。でも、まるでふんわか船に乗っているかのような感覚は、他の車には真似できません。

しかし、パワステの根元から油もれ。交換するとン十万なので、漏れたまま乗っていました。時々オイル補給。これくらいの気持ちでないとフランス車には乗れません。

とはいえ、最後はもっと重大な故障が発覚。車検も切れることなのでさようなら。一応十年選手だったので。

※現在のプジョー205CTI。この小さいボディに1900ccのエンジンを載せてます。エンジンルームはもうびっしり詰まっている感じ。これのGTIというモデルは上さんが乗っていました。エンジンは吹き上がるし、サスペンションも適度に堅くて街乗りでも楽しい。猫足と言われる部分ですね。(特にS16というモデル)。オープンのCTIはエンジンが同じだけど、足回りもボディも違うのがちょっと残念。

★エンジン不調の巻

・購入半年後から、エンジン不調。すぐカブる。O2センサーという混合比を監視するセンサー交換。8万円。でも、症状はすぐもどる。その後何十回調整にだしたことか。EGIのコンピューターが狂っているのではないか、と進言を繰り返すが、「それならエンジンが止まるはず」とディーラーの修理担当。結局、年に2、3回調整しつつ現在に至る。

これは工場の間違い。やはりすぐにテスターでコンピュータの履歴を確認するべきだった。

その後の306ガブリオレもセンサー故障し、O2センサーと言われるけど、よくチェックしてもらう。その結果、O2センサーではなく、空気取り込み用のプレッシャーセンサーの問題だった。危ない危ない。

★ブレーキ異音の巻

・いつ頃からか、バックのブレーキング時に、「ガンガン」という異音。走り初めではならないので、パッドが暖まると変形するなどして異音になるのか、色々考える。バッドを削ったりしてみるが解決せず。10万円かけて両側のディスクとパッドを交換。しばらく調子が良かったが、結局また音がするように。プジョージャポンにも苦情。工場と連携して解決すると連絡があったが、原因不明。異音時、外から見ているとタイヤが振動しているので、シャフトかハブが変形しているのではないか、と進言。ここまですでに4年がたっている。

新しい修理担当と話していて、「シャフトを交換してみるという手もありますね、」と言われる。まぁ、そうだ。「でも、シャフトだけだとミッションと合わない可能性があるのでどうせなら、ミッションとシャフト両方交換になりますけど」。なるほど。ということで、ポンコツ屋から6万5千キロ走行の車体を見つけてきて、交換することに。自分の車はすでに10万キロ近く走っているのでそりゃ、こっちの方が程度がいいだろう、という読みでした。

★ミッション交換の巻

・ミッションとシャフト、ついでに、問題になっているEGIのコンピューター、それから、他に使えそうな部品は全部交換してね、と依頼する。

しかし、ハブとシャフトが合わないということで、ハブも交換。マフラーも交換してくれるかと思ったら、程度が五分なので工賃分もったいない、とのこと。う、嫌な予感。程度が良くないのか・・・。

EGIのコンピューターもエンジンと合わずに交換不能。さらに、ハブの中のベアリングが傷んでいる・・・。ベアリングは新品に交換。うむむむ。

というわけで、予算をかなりオーバー。悔しいから部品を取り外したのこりの車体をオークションに出す。一応、2万円弱で売れた。ま、せめてもの救いか・・・

異音はすっかり消えましたが、原初的な方法でちょっとまぬけ。最初からこうしてれば良かったけど、5年前じゃスペアが安くは手に入らなかったでしょう・・・ま、仕方ない。

★幌修理の巻・幌は保証外???

・幌は故障じゃないです。いずれ劣化するし。でも、冬場にオープンにするのは気を付けないと。ラバーが硬化した状態で開けると「バリ」っと亀裂が入ります。入ったらもう遅い。
というわけで、自分で直しました。新品の幌は手に入りづらいし、全体交換になるので高い。年数のたった幌は外す際にもひびが入る可能性が高いので、修理工場さんはやりたがらない。

7年目で事故られた時、相手の保険屋は「修理で幌が傷んでも、その保証は出来ない」と言ってきた。そりゃあんまりでしょう。

それで、仕方ないので自分で切って直しました。テーブル用の透明マットの4ミリ厚を形に切って、周辺を両面テープで貼って、そこをテグスで縫っていったのです。まぁ、いいでき。でも、紫外線の為か半年もしないうちに白く曇って来てしまいました・・・・。ガク。

★パンダの話・CVTの寿命の巻

・これは妻のセカンド車ですが、フィアットのパンダ、セレクタ。日本製の無段階変速オートマチック、いわゆるCVTを積んでいます。
本国ではオートマチックなるものを乗る人はきわめて少ないらしく、オートマは日本向けモデルにしかありません。問題は、このCVT。ゴムベルトで変速するので寿命があります。大体7万キロと言われています。さらに問題は、修理は利かず、ミッションをそのままアッセンブルで交換することになります。
そして、それが工賃込みで大体70万円するというのです。この金額は人によって感覚が違うと思うのでこれ以上のコメントはしませんが、好きな人は自分でバラして直すそうです。

うちは、気づいたときにはもう遅く、かといって自分たちで直すのも不可能に近いので、マニアの方に安く売りました。そこ以外きれいに乗っていたので喜んで頂けたようです。複雑な心境。

・オイル垂れ流しの巻

パンダにはよくある症状だそうですが、エンジンのパッキンが傷んでエンジンオイルが漏るのですよね。パンダのエンジンは上部、中部、下部と3つに分けられるのですが、その上下2カ所の接合部のパッキンが弱るそうです。
うちのもオイルを垂らしながら乗っていました。なぜって、修理にはエンジンを分解しなくてはならないからですねー。上部だけならまだしも、下部のパッキンなんてどれだけ手間なことか。

■妻の車

ちなみに、妻も205GTI、306SVX、パンダ、307SW、306カブリオレに乗ってきました。みんないい車でした。特に205GTIは名車でした。どうして移り変わりが速いのかというと、うーん、それは壊してしまうからです。

あ、307はフランス車のくせに日本車の真似をしているところが多々あってイマイチです。あちらでは日本車の真似が人気だそうですが、当たり前ながら、日本では不評でしょう。
特にアクセルワイヤーを取り外して、無線センサー方式にしたのがじれったい。アクセルの反応が0.5秒近く遅くなった感じです。クラクションも日本車のようにハンドルの真ん中に来て、かつ音も日本車みたい。

うちは306のクラクションを外して置いたので、それを付け替ええ、さらにSWはモールの色の組み合わせが気に入らなかったので、モールを別に注文して交換しました。うーんプジョーの路線が気になるこの頃です。しかし、ウインカーレバーの先にはまだボタンか付いてますから、日本だけの仕様なんでしょう。でも、日本車みたいに「プ」と短く鳴らせないのですよ。下手に日本仕様にするなよなぁ。

■まとめ

ということで、ラテン車はむつかしい。でも、なんというか母性本能(男ですが)くすぐられるというか、何とかしてやらんといかん、という気にさせられるのですよねー、不完全なだけに。男のメカ好きな点もうまく刺激されているかも。
ドイツ車にはこんな部分はないわけで(多分)、完璧さがいいのでしょう。ドイツ車のオーナーは。

ラテン車のオーナーになると、カーステレオなぞかけていられません。いつもエンジン音、走行音、排気音などに神経を使っていないと故障の徴候が分かりませんから。

我が家のラテン車たち↓
205CTI・93年式。電動オープン。デザインはピリンファリーナ。猫足としてラリーを席巻。これとは足回りとブレーキ、ボディが異なる。オープンだから当たり前なんですが。後は薪用軽トラ。
ピリンファリーナのエンブレム
ルクルーゼのエッジの所。鋳物むき出し。でもこれくらい面倒見ろよ、って感じでしょ?
後ろから205CTI
後から。幌の後部が真ん中縦方向にスパッと割れています。前方に見えるのは妻のセカンド車、フィアットパンダ。
修理後の幌。両面テープの後がちょっと雑。うーん。今度ダメになったときは上手に出来るでしょう。
赤いのは部品交換用に買ってきたもの。91年のCTI。ややパーツの仕様が違っていたのが失敗の元。仮ナンバーで乗ってきたけど、赤い方を直して乗るという選択肢もあったか。
妻の307SWとキャンペーンガール(うそ)。このモデルは屋根がガラスでオープン感覚。が、オープンの空気感はない。ラテン車ぽさが希薄になって、日本ではヒットするかも。
オープン状態。人が乗っているとボディの小さいのががよく分かる。それでもルパン三世でお馴染みフィアット500などよりは一回り大きい。あっちの人は、あんなに体格が良いのにどうしてこういう小型の車も好きなんだろうか。
今はなき、妻の306。ドア下のえぐれた感じは、上級のSVXだけに見られる。これがかっこいい。styleなど下のクラスは、この部分が直線なのである。これは205にも言えるのだが、CTIは一番高いのにもかかわらずこの部分が直線である。つまり、一番低クラスのボディをアレンジしてオープンにしてあるのだろう。完成されたスポーツカーであるGTIのボディはさわりたくなかったということだ。
これも今はなき、妻のパンダ。女性の心をくすぐる何かを持っているらしい。写真がなくて残念だが、ドアの取っ手やらダッシュボードやら日本車にはない遊び感覚が満載。やはり乗っていて楽しい名車のひとつだろう。
仲間入りした306ガブリオ。後ろからが好きだな。ピリンファリーナのエンブレムが光っている。
ラテン車らしい最後のプジョーになるかもしれない。
もどる