土浦駅前通り拡幅の愚

商店街再生には逆効果では?


 この土浦駅前通りが拡幅されようとしています。
ここは国道なので市の事業ではありませんが、土浦の商店街が寂れていくなか、
ちょっと方向が違うのではないかと思わずには居られません。

道は狭いが、これで土浦サイズ。

 
土浦旧市街は地方にありがちな2車線の駅前通りに商店街を持つ街ですが、最近の衰退ぶりには目を覆うものがあります。

通過する車両は多いのに、商店街は軒並み店を閉めています。
多くの地方都市がそうであるように、我が街も相当な変革が必要なのは目に見えています。

しかし、そこへきてこの駅前どおりを拡幅する計画が浮上しました。
言うまでもなく交通量をさばくためですが、駅前商店街活性化のためには逆行する事業だと思います。

まず、車道は川です。広くなればなるほど、渡るのが大変で道の両側は分断されてしまう。
さらにこういう商店街は駅前を袋小路とすることが多いので、途中の道を太くしても問題の解決にならない。

モータリゼーションへの乗り遅れから、商店街は車で来やすい街造りを望んでいる面が有りますが、郊外型のそれにするためには相当の犠牲が必要です。

旧来の商店街はそれ自体が住居であり、駐車場を完備するためには高層化、または商住分離を考えなくてはなりません。保証金が入るからといっても、個人の商店主がペンシルビルを建てるのは考えづらいですし、拡幅自体で土地を失う人も相当居るでしょう。

全国的にみても、面している道路の幅と商店の間口は比例関係にあると思えます。道幅の広い商店街に間口の狭い商店が並んでいるのは稀です。

道は狭い方が買い物しやすい。
これは常識ですよね。全国のどの商店街を見ても、繁昌しているところは車なんて通りません。

この旧来の商店街はどうしてその構造上の特質を利点に変えようとしないのでしょうか。
つまり、昔のように歩きで来られる街です。そのためには何が必要なのでしょう。
少々離れた地点に大きな駐車場は必要でしょう。そこからシャトルバスを出すようなことも必要かもしれません。動く歩道もいいですね。それとも、いっそのこと車通行禁止か、一方通行にしてしまえばいい。

しかし、何より大事なのは・・・

続く

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