虫掛の水路

★残り少ない水路の魅力★



土浦地域が水郷であったことは他でも触れていますが、その街の名残が虫掛という地域に一部残っています。
このような水路が暗きょにならずに残っているのは、ごく一部ですが、いいですよね、この雰囲気。
三島には完全に負けてますけど。(三島市の例)

水源は、街の周りの田圃ですが、そのまた水源は奥の台地から水と、すぐとなりを流れる桜川です。上流で分岐した水流が田をうるおし、街を流れ、さらにこの水は土浦の町中を流れて霞ヶ浦に注いでいます。
土浦城を守った堀の水もこの水だと思うと感慨深いものがあります。

この辺りには昔の集落の形がそのまま残っています。住居地域の周りには田畑がひろがり、
集落の外れには神社があって、集落の典型をみることができます。

水路と道の間にガードレールがあるので埋め立てない意思表示?
鯉でも放して観光資源にしては?

幹線道路が集落の中を通っていなかったので、残ったものだと思われますが、
奇跡的なものだとも云えます。

ところが、この集落の東は無指定地域で、ラブホテルや工場、倉庫、葬儀場などがならびとても計画的な街づくりが行われているとは思えません。こんな所に無指定地域があるのがおかしい。どうなっているの?

一歩でるとラブホテル、倉庫街。

こんなに市街化していて無指定地域とは。

無指定地域の暴力。

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