薪ストーブ
自然と薪ストーブ
茨城県土浦市の薪ストーブ愛好家です。薪割りからいろいろな薪の話題を。
薪ストーブはすばらしいですが、最近のブームに乗ってマナー知らずの人が増えたと思うので最初にひとこと。
  • 好き嫌いを言わず全部使う。
  • せめて薪割りぐらいはする。
  • 薪に虫がいるのは当たり前。
  • 新興住宅街のど真ん中は遠慮しよう。

植樹は難しいかもしれませんが(ひこばえの出る木ならそれを大事にして)、「立ち木を薪だと思うな」、ということでもあります。木は倒されて初めて薪になるわけで、これだけ豊かな現在、ストーブのためだけに再生しない木を切るのはあってはならないことだと思います。もちろん「太い所はいらない」のは言語道断。
それから「虫がいるから・・」などと言って機械乾燥の薪を購入していたら魅力は半分に減るでしょう。木によって堅さも、ついている虫も香りも違います。触った木を燃やすことで暖かさは倍増すると思います。

窓からみえる炎も妙に気持ちを落ち着かせてくれる。動物的本能だろうか。木の香りも同様だ。
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◇薪の熱で自然を知る

数万年前から暖をとるために使われていた火。欧米でも未だに薪ストーブや暖炉がなくならないのは、自然の熱、自然の空気だからです。

15年前まで私もエアコンやファンヒーターで暖をとっていました。当然、20度より低いとか高いとかが暖房をする目安になっていたりしたのですが、薪ストーブを入れてから寒暖の感覚は温度だけでないことに気づきました。

同じ室温20度でも季節や天気によって、空気のとんがり方、寒さの鋭さが違うのです。2月は室温が22度あっても肉体を刺すような寒さが感じられますが、3月になると20度なくても何となく暖かい。

薪ストーブの熱が本来の肌の感覚を戻してくれたような気がしています。つまり、温度計などに頼らなくてもいい、動物本来の熱感覚です。

◇薪ストーブは環境問題に抵触する?

そうですね。ストーブのために森林を伐採したのではかつてのローマや、近いところでは京都周辺の森林がはげ山になったことと同列になってしまいます。私は、基本的に人が不要で伐採したものだけを使うことにしています。

しかし、今の日本の土木政治が続く限り、薪はなくならないでしょう。無駄に棄てられるよりは遥かによいと思っていますが、悲しい事です。やがて森林は消えるでしょう。

薪を通して、いろいろな自然と人間のつながりが見えてきた、ということもあります。

薪ストーブを使う人はその辺りもぜひ考えてみて欲しいです。

壁を通り抜ける暖

薪ストーブは、木の入れたかと空気の調節をうまくやれば、放っておいても一晩中燃えています。朝、また薪を足してやれば、十分、復活するのです。

で、寝ているときの暖気、というか遠赤外線なのかなぁ、寝室の空気はひんやりしているのですが(直接暖気が入らないので)布団に入ると暖かい。不思議なのですが、暑くて布団を蹴ってしまうことも。

それでも決して室温が高くなっているわけではないのです。こういった熱があるなら、昔の人もスカスカの家で十分やっていけたでしょう。

これが自然の秘めた、空気の流れ、ということかも知れません。現代の日本人が忘れてしまった、大切なもの。

つづき